「やりたいこと」と「やりたくないこと」の追求だと思う。ジョジロールです。
自己啓発にハマってしまう時期もあり、色々(主に社会的成功者)な方の書籍や音声を聴いていたんだけど、
「若いうちに色々な経験をするべき」
「やりたいことをやれ」
「人生は冒険だ」
「好きなことだけして生きていけ」
「嫌な会社はすぐに辞めた方が良い」
「学校が嫌なら行くな」
こんな感じの声を非常によく聞く。自己啓発本は後味良い物でないと売れないらしいから当然かもしれないが。
ここで成功者のお決まりのパターンを紹介するんだが、
1.「昔は、こんな嫌な思いをしていた」
2.「そこから抜け出したいと思った」
3.「そして今がある(未来が変わった)」
こんな感じの物語(ストーリー)で描かれることが多いというか、ほぼそれ。
人間の感情を激しく揺さぶる鉄板ネタ、見ていて気分が良い、
ただ、これだけテンプレ化しているということは意味がある。
ようするに成功者たちは、色々経験しろ。最初は、やりたいことからでいいよ。
という、「失敗したくないから挑戦しないでござるの巻」でほぼ人生完結してる人間たちにメッセージを送りたいんだと思う。理由は人それぞれなんだろうが。
まあ、お金じゃ幸せは買えないって言われるくらいだから、やりたいことを共有したいんだなって思う。
僕だって、学生の頃は周りがやってるゲームが楽しかったもん。
で、周りが飽きて別のゲームやりだしたら、大体自分も影響されてたからね。
本当にやりたいことが出来たら、周りが毛嫌いしようが構わないけど、
その「本当にやりたいこと」を見つけるために、
最初に言った「やりたいこと」と「やりたくないこと」の追求がキモになると思う。
例えば自分は、
中学生の頃に「野球は好きだけど、野球部は嫌い」と結論付けたんだよ。
なぜかというと、野球は好きで始めて、素振りも暇さえあればやっていた。
しかし、大量のニキビ、それにより、とにかく目立ちたくない!
そのせいで(?)、大きな声を出すのに拒否反応が出そうになる。
出来て当たり前のことが出来ないから上級生に嫌われる。実戦練習できない。
「これなら一人で壁あて、素振りしてた方が上手くなれるのに」という感情にまみれる。
何するにも集団行動なのが嫌、自分を表現しづらい。・・・
こんな感じで、その当時は地獄だったけれど、
自分で経験したからこそ分かることってあるんですよ。全員あると思いますけど。
この経験を高専に行ってからは生かすことになり、
陸上部で、野球部とは無縁の上下関係に身を置き、声出ししなくていいし、
投てき練習は1人でも出来るし、3年時に県大会出場と、結果も出せた。
そこで得た経験もまた蓄積されていき、本当にやりたいことへの指針となってます。
ぶっちゃけ、野球部にもメリットはあった。
しかし、陸上部で投てき種目をやっていた頃のデメリットは部活動として集団行動しなきゃいけないくらいで、腰が痛いからと2年時はよく休んでいたぐらいに自由にやってた(笑)
まあ、「これじゃ練習量足りない!」とやっと自覚して、3年生前の春休みに1人でひたすら投げまくって、それが結果にも繋がって自信になったんだが。
これが野球部のイメージで言えば、毎日同じことの繰り返し、キツイ練習をずる休みしたと誤解され、虐められ、出場機会もなく、自信を得ることなく部活動という絶好の機会を逃していたことだろう。
そういう意味でも、野球メインの人生(?)に早く見切りを付けられて良かった。
仕事もそうだが、やりたくないことばかりやっていても世界は広がらないし、
やりたくないことだけの追求、やりたくないことをする環境に居心地の良さを感じ、
やりたいことを追求する気力を失っていたと思う。
ぶっちゃけ自分は失ってた。人生こんなもんだって結論出してた。
でも、潜在意識の残っている間に、休日にブラブラほっつき歩いてて良かった。
よくぞ、よりによって自己啓発本なんてものを買った!と褒めてあげたい(笑)
長くなったので最後にまとめると、
生きるとは、「やりたいこと」と「やりたくないこと」の追求。
追求した結果、今のままで我慢するか、変わろうとするかは貴方次第って感じ。
僕が読んできた自己啓発本の共通点を述べたように、
自身の人生の幸福においても、色々経験していけば共通点が見つかると思う。
そう考えると、なんか実験とかゲームみたいで面白いかもね。
また何か言いたいこと思いついたら追記しますわ~
完