実家に帰れば飯が出る、最高。ジョジロールです。
祖母が亡くなってから、毎週決まった曜日に
従兄弟の両親含めて、みんなでお経読んで飯食ってきてます。
その集まりの帰りの際に、従兄弟のお母ちゃんから言われた言葉なんですけど、
「(亡くなった)おばあちゃんが言ってたよ。
ジョジロール君の良いところは、笑顔で話しかけてくれるところだって(笑)」
これを既に2,3回は言われてますね。
そこで僕は思ったんですよ、
「仕事辞める気になって、人生前向きに考えて、家族と接していなければ、
こう言ってもらえることはなかっただろうな」と。
別に仕事辞めたことを後悔してはないんですけど、
自分の場合ですが、新たな仕事を辞めることのメリットに気付けた。
それは人との接し方なんですけど、
「稼げるようになっても、それを大きな声で言えないな~。
てかまだ稼げてないから、まだ仕事してる設定で立ち振る舞わらないといけない。
どっちにしろ祖母や親戚と関わるときは肩身が狭いな~。」
なんて思ってて、それは仕事辞めることのデメリットとして想像してました。
しかし、仕事辞めてることを両親以外に隠して祖母と接していても、
好印象を持たれるようなコミュニケーションが取れていたのか、と安心した。
「本当のこと言えなくてごめん!でも稼げたら言うから!」
くらいには祖母に対して思っていて、そこは申し訳なさがありました。
実家に帰った時によく、
「ボーナス上がった?」
「仕事大変なの?」
くらいは聞かれてましたからね。
おばあちゃん世代の方に、
「ネットで稼げるように頑張ってるから応援してくれぃ!」
なんて言っても、
「騙されてるんじゃないの?」
「お金稼ぐっていうのは、そんなに甘くない」
「結婚するときに、相手方に信用してもらえない」
みたいな感情を抱いてしまうのは容易に想像できて、
てか実際に母には、最初に仕事辞める予定であると宣言した際に、
「騙されてるんじゃないの?」と指摘されてましたからね(笑)
最初こそ半信半疑で、
実家に帰る度に求人広告を差し出され、
僕の夢に対して「分かった」と言ってくれた割には、行動は逆をいっており、
「僕って心配されているな」と感じてました。
父は初めっから「30歳までには」なんて能天気でしたけど、
その時は純粋に、親に心配されるのが心地よかったです。
もう今までの立ち振る舞い上、
「ジョジロール君は人生に余計な波風立たせず、可もなく不可もなく。
まあ真面目くんすぎて女っ気がなさすぎるのが、唯一心配かなぁ。」
くらいに思われてるのかと思い込んでましたから。
だからこそ仕事辞めると言った際は絶対に反対されると思ったし、
「親が反対してでも・・・」という覚悟があったりなかったりだったんですけど、
結果的に賛成してくれていないと今頃どうなっていたか・・・という現状です(笑)
でも、そこは意地になって
「親の力を借りず、自分一人でのし上がってやる」
と、意地になりすぎることもないのかなと、肩の力を抜いて生活できてます。マジで感謝。
両親には打ち明けて、
結果、自分の理解者が出来て
自分が一番得をしたという形になったので、
「じゃあ、おばあちゃんにも打ち明けよう」とはならなかったです。
打ち明けるか、打ち明けないかというのは
社内の同じ部署の人間に対しても悩んだんですけど、
「多くの理解者を得られれば自分にメリットはあるけれど、
言われた相手にメリットはあまりないし、僕の自己満足なんじゃないか?」
という考えがあり、
良くも悪くもおばあちゃんは昔の人なので
まだ成果も出せていないのに、
ザ・現代的な働き方にまで理解を得てもらえるように努力するのは
お互いにメリットがないと思います。
自分の大切な人を、
これからの自分の1番の脅威となるドリームキラーに仕立て上げる必要はない。
そんな感じで、会社の人には直属の上司と同期の計2人以外には黙ってたんですけど、
「辞める予定です」と宣告してから辞めるまでの1年間で色々噂話で流れて、
辞める2,3か月前にはほぼ全員が知っている状態でした。
こういうのって、自分から「俺この会社辞めるわー」なんて
嬉し気に言えないというか、
嬉し気に言ってなくてもそう捉えられるか冗談か何かと思われて、
ドリームキラーを生み出してた可能性ありますからね。
自分の口からは言いたくないけど、
勝手に広まってくれたのは手間が省けて逆に有難かった。
仕事を辞めることを隠していた時期は精神的に辛くて、
「この時間にネットビジネスの勉強が出来ればどんなに良いことか」と、
イライラすることも多かったんですけど、
「残り1年だし」のマインドで、
派遣社員の仕事に欠員が出るたびにライン作業やらされたり、
会社の飲み会等のイベントに出続けたりしましたけど、
わりかし意欲的にやれたんじゃないかと思う。
その意欲的な態度が影響したのか当初、
「お前顔変わった?生き生きしとるな。」と、ある先輩に言われたり、
自分では気付かない変化に気付かされることも多いです。
まぁ仕事辞める意思が揺ぎ無くなってからの飲み会はキツかったですけど。
「これからどうなりたいねん!!」みたいな感じの会話をされた時に、
本当のことを言えるはずもなく、
だからって理由もなく飲み会に参加しないわけにもいかず、地獄でした(笑)
まとめると、
仕事辞める=悪ではないってこと。
今まで自分自身が弱っていたことに気付けて、
それからというもの、
周りに少しずつ良い影響を与えられている現状に、大変満足しております。
完